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藍の生葉染め

北海道教育大学札幌校は、札幌市の「あいの里」にあります。

この地名は、徳島県から入植した移民たちが藍の栽培に成功し、盛んに藍を栽培していたことに由来します。

今回、札幌校でも藍の生葉染めに挑戦してみました。まだぎこちないですが、参考になれば幸いです。

以下、今回の手順を示します。

  1. 藍の茎葉を刈り取る
  2. 葉と茎を分ける
  3. 葉を100g量り取り、洗う
  4. 葉100gと水500mlをミキサーにかける(30秒)
  5. ガーゼで濾し取る
  6. 予め水につけておいた絹を漬ける(5~10分)
  7. 絞り、広げて干して酸化させる(2~3分)
  8. 浸漬3分、酸化2~3分を2回繰り返す
  9. 最後に絹を水洗いして完成(濡れているので干すが、染色としてはここで終了)

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管理機による耕耘・畝たて・培土

耕耘・畝たて・培土について、一般に農家圃場ではトラクターで、学校園ではスコップやクワを用いた手作業で行われています。

しかし、面積の大きい学校園の場合、人力での作業は負荷が大きいことが問題です。

1つ目の動画で小型のトラクターともいえる管理機について簡単に紹介し、耕耘を実演します。

2つ目の動画では、管理機にアタッチメントをつけ、畝たて・培土を実演します。

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化成肥料の計量(実演)

北海道教育大学札幌校では、化成肥料は単肥から測り取ることにしています。

今回はイネ1㎡の肥料を単肥で測り取るという設定で実演を行いました。

特段変わったテクニックはありませんが、少しでも参考になれば幸いです。

※動画の最後にボウル内で肥料を撹拌している様子がありますが、これは別日に撮影したものを参考程度に示したものになります。

 

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化成肥料(単肥)の計量

化学肥料の計量について、考え方と手順を説明する動画を作ってみました。

あまり動画向けの題材ではないと思いますが、一時停止などしつつ御覧ください。参考になれば幸いです。

基本的な流れは以下のとおりです。

  1. webサイトや書籍で育てようとしている作物が必要とする肥料成分(g/㎡)について調べる
  2. 予定している栽培面積と積算する
  3. 化成肥料の成分比で割り算する

①では、農家向けの情報では【kg/10a】という単位で示されていることがあり、混乱する学生もいるようです。
1a=100㎡ですので、kg/10a=g/㎡となります。記載されている値をそのまま利用することができます。

③の「成分比で割り算する」という手順を難しく感じる学生が特に多いです。以下、動画の例を補足してみます。

例えば窒素肥料である硫酸アンモニウムの成分比は21%です(製品による若干の差はあります)。
つまり、硫酸アンモニウム100gには窒素成分が21g含まれているわけです。
では、40gの窒素成分を供給するには硫酸アンモニウムは何グラム必要でしょうか?
このときの硫酸アンモニウムの重量をAとすると、
A × 0.21 = 40
という式を解けばいいのだとわかります。
この式を移行すれば
A=40 / 0.21 = 190.47...
となります。
このように考えると、成分比で割り算を行うことが腑に落ちるのではないでしょうか。

【その場で暗算したいときの裏技】

硫酸アンモニウムと過リン酸石灰を約20%、硫酸カリウムを約50%とみなせば、
「20%で割る=5倍する」「50%で割る=2倍する」ですから計算は簡単です。
動画の例では、必要な肥料成分量は<窒素40g、リン酸70g、カリウム55g>でした。
これを5倍、5倍、2倍すると、必要な化成肥料の量は<硫酸アンモニウム200g、リン酸350g、カリウム110g>
と計算できます。

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