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生物育成学習支援ステーション(SUNS)へようこそ!
- Support Station for Nurturing Living Things Study -
キーワードを入れて、検索してください。(例: イネ,容器栽培,学習指導要領,長崎)
*作物名はカタカナで
新着情報
試しに自作動画のリンクページを作ってみます。(2024/8/19更新)
育成環境を調節する技術
作物の成長を管理する技術
土壌環境に関わる動画
アースチェック液を用いた土壌pHの測定(高画質版)と土壌の採取方法
トマトのわき芽とり
実演動画 容器栽培の土づくり(保水性・排水性・通気性)
脇芽取りの有無でミニトマトの成長はどう変わる?
堆肥の荷下ろしと散布の様子
ヒマワリの摘心
化成肥料(単肥)の計量
ダイズ播種の実演
複合肥料の計量
べたがけによるダイズ芽生えの保護
化成肥料の計量(実演)
栽培指導の記録① 土づくり
管理機による耕耘・畝たて・培土
栽培指導の記録② マルチング
栽培指導の記録③ 苗の移植
気象環境に関わる動画
栽培指導の記録④ 風よけの設置
照度を測ってみよう!
ミニトマト脇芽の発根
日照不足によるリーフレタスの徒長
ジャガイモの浴光催芽
ジャガイモの浴光催芽に光が必要な理由
作物の成長に関する動画
生育の規則性に関する動画
トウモロコシの雄花と雌花の成長
トウモロコシの組み立て動画(栄養成長...
通常、トウモロコシの茎は葉鞘に覆われ、直接の観察ができません。しかし、カッターで葉鞘に切れ込みを入れると、外すことができます。
そこで、継続的に6回の解体を行い、葉鞘による目隠しなしで生殖成長期の茎の成長を追いかけてみました。
同時にアップしたトウモロコシの組み立て動画(成熟期)と比較するため、
逆再生を用いないシンプルな解体動画をアップします。
どちらが理解しやすく、どちらが面白いでしょうか?
播種後90日目、トウモロコシは絹糸の抽出を終え、受粉が進んでいる時期になります。
この時期のトウモロコシを解体し、その光景を逆再生とカットを交えながら編集しました。
部品を組み立てるかのような光景を楽しんでもらいつつ、イネ科作物の形態を捉えてもらうきっかけになればと思います。
同時に、逆再生を用いないトウモロコシの解体動画(成熟期)もアップします。
どちらが理解しやすく、どちらが面白いでしょうか?
Chromebookやgoogle classroomなどにより、作物生育の撮影・共有が手軽になってきました。ただ、作物の写真というのは「ここを見てほしい」というポイントがハッキリしないと、見ていて面白くありません。
この動画では、簡易なスクリーンで1株に絞って撮影する方法と、バインダーを背景にさし込んで注目箇所を明確にする方法を実演しています。
照度を測定できるセンサー(T&D おんどとりTR-74Ui)を用い室内と屋外の明るさを測ってみました。測定値を予想しながら観てもらえると嬉しいです。
人工光型の植物工場を考える上でも参考になるかと思います。
※なお、照度(lx)は人間の眼の感度に合わせたパラメーターであり植物の光合成に関わる指標としては光合成光量子束密度(µmol m-2s-1)などを用いるのがより妥当です。
プランター容器栽培に使うラベルのつくり方を紹介します。
材料:ラベル,マジックペン
キーワード:名札,油性ペン,作物名,担当者,氏名,コマツナ
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:関綸太郎,松本考央
2024年1月作成
プランターに土を入れる方法を紹介します。
材料:プランター,土,目盛り付き割りばし(*つくり方の動画を参照)
キーワード:土の量,表土,ラベル,種まき前,プランターづくり,土の準備,土づくり
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:関綸太郎,松本考央
2024年1月作成
コマツナの種をまき方と覆土の方法を紹介します。
材料:プランター,土,コマツナの種子,目盛付き割りばし(*つくり方の動画を参照),封筒,鉛筆,バーミキュライト,ふるい
キーワード:たねまき,播種,筋まき,条播,ふく土
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:関綸太郎,松本考央
2024年1月作成
目盛りを付けた割りばしのつくり方を紹介します。
材料:割りばし,定規,マジックペン
キーワード:わりばし,割り箸,割箸,1cm,めもり,じょうぎ
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:関綸太郎,松本考央
2024年1月作成
播種後74日目のトウモコロシを解体しました。雌花から絹糸が出てくる時期ということで、この時期を絹糸抽出期と呼びます。
生殖成長期に入ると、ごく短かった節間が一気に伸びていきます。頂部の生長点は雄花となっており、茎のてっぺんに出てきます。一方、雌花は茎のやや下の方につき、絹糸と呼ばれるきれいな雌しべを出します。
トウモロコシの葉を葉鞘ごと外して観察し、さらに受精前の雌花を解体しました。トウモロコシの形態、ひいてはイネ科作物の形態について理解を深める一助となれば幸いです。
前の動画で、絹糸抽出期のトウモロコシから葉を除くと雌花のついた分げつ以外にもいくつか分げつがありました。分げつのほうを解体してみると、中身はどうなっているでしょうか?
播種後57日目のトウモロコシを解体しました。前作(播種後43日目)では茎は地表近くに留まっていましたが、この時期になると葉鞘の内側で一気に成長しています。そして、茎の頂部にある成長点は雄花へと分化しています。一度輪切りにしてから解体することで、茎が葉鞘に包まれている様子を前作とは別の角度で表現しました。そのうえで、トウモロコシの茎が伸びている様子、できかけの雄花の様子を見せてみました。
養殖についての概要説明の動画です。
水産生物の栽培に関する生産者へのインタビュー動画です。
長崎県五島列島の養殖の様子の動画教材です。
ブリ,ヒラマサ,マグロの養殖の様子を紹介しています。
播種後43日目のトウモロコシを解体し、その光景を逆再生しました。少しカット編集も行っています。
この時期、トウモロコシは立派に大きくなってはいるのですが、茎はごく短いことは意外と知られていません。地上部で茎に見える部分は「葉鞘」の重なり合ったものだと直観的に示し、イネ科作物の形態の理解につなげようという動画です。
※茎をごく短くして、地表付近に留めているのは、草食動物からの食害で頂芽を損耗しないためであると考えられています。
※一度、「偽茎」という用語を用いて説明する編集にしていましたが、用語を訂正して動画を差し替えています。
冷涼な札幌市ですが、なんとか露地栽培でもワタの実を収穫できました。特にビニールトンネルで生育中期まで加温した区ではそれなりの収穫でした。
収穫したワタですが、すぐに線維として利用可能なわけではなく、種子と繊維を分けるワタ繰りを行う必要があります。今回は段ボールと麺棒で簡易的なワタ繰り器を作り、実演してみました。
※ワタが種子の周りを線維で覆うようになった理由は完全には解明されていないのですが、「海流にのって種子を散布するため」という仮説があるようです。
ミニトマトでは頻繁に脇芽を取ることになります。とった脇芽は容易に発根するため、挿し木で増やすこともできます。
すでにわき芽挿しの動画もあるのですが、こちらでは水挿しにして発根の様子を微速度撮影してみました。
さらにその後、培養土に挿してさらに育ててみました。
※以前にも動画を投稿したのですが、あまり上手な撮影ではなかったので再チャレンジしました。
ヒマワリというと、太陽を追いかけるように葉やツボミが動く姿が印象的です。微速度撮影で、その様子を早回しで観てみましょう。
ちなみにこの現象は、一本の茎のなかで成長速度のズレが生じるためにおきるものです。オーキシンというホルモンが太陽が当たっていない側に移動し、そちらが相対的に長くのびるためです。
太陽が西から当たる→オーキシンが東側に移動する→東側の茎が相対的に大きく伸びる→葉やツボミが西側を向く
というような形で説明できます。なお、開花すると茎の成長が止まるため、日周運動も止まります。
ジャガイモを育てる際、気温が高く、光の当たる場所で種イモを成熟させる「浴光催芽(よっこうさいが)」を行います。
ここで、気温の高い場所に置く理由は休眠を覚まし、成熟を早めるためということで理解しやすいのですが、光をあてるのはなぜでしょう?その理由を、微速度撮影動画もまじえて解説します。
これを理解しておけば「階段下に種イモを保管していたら芽が伸びてしまった」というようなトラブルも回避できるでしょう。
微速度撮影の結果のみを示す動画(2秒)はこちら
ミニトマトの栽培管理において脇芽取りはとても重要です。その意義が伝わるよう、あえて脇芽取りをせずに育てる畝もつくり比較をしてみました。
動画の後半では、脇芽の成長を見やすくするため葉を落としての撮影も行っています。(なお、複葉全体ではなく、各小葉を切除しています)
※2022年度の卒論研究で学生が撮ってくれた素材をもとに編集したものです。
素材となった写真も以下に置いておきます。
リーフレタスを異なる遮光条件で栽培し、植物の「徒長」を映像化してみました。
植物が成長していくにあたり、日当たりというのは極めて重要です。十分な日差しを浴びていられない場合、植物は生存のために光を求め、とにかく茎を伸ばそうとします。強引に茎を伸ばすため、植物本来の成長バランスから逸脱してしまい、倒れやすく、病気にかかりやすい植物体になってしまいます。これが徒長です。
この動画ではレタスを題材にしています。本来はロゼッタ型で、茎をほとんど伸ばさずに次の葉をつけます。しかし、光が不足した中で育ったレタスは徒長によって一般的な植物と同様に茎が伸びてしまいます。
学校現場では日当たりの確保が難しい場合も多々ありますので、本動画が何かの役にたてばと思います。
※なお、徒長は日照不足以外の要因でも生じます。
※この動画は大学生や教師向けに作りましたので「遮光」「節」「節間」という語を使っています。もしも生徒に直接見せる場合には以下の動画をご活用ください。平易な語彙を用いており、最後の解説も省略しています。
https://youtu.be/D38qpRyaZ3U
誘引,摘芽(わき芽とり),摘心の方法を紹介します。
材料:麻ひも
キーワード:整枝,8の字,脇芽,わき芽,えき芽,側芽,摘芯,摘しん,先端
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:小浦一,森田啓斗
2022年7月作成
ミニトマトのわき芽挿しの方法を紹介します。
材料:プランター,鹿沼土(赤玉土や培養土でも可),ジョウロ
キーワード:挿し木,わき芽さし,脇芽,えき芽,側芽容器,ジョーロ,じょうろ
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:小浦一,森田啓斗
2022年7月作成
有機質肥料と無機質肥料の追肥の方法を紹介します。
材料:油かす,鶏ふん,化成肥料(8-8-8),ボウル
キーワード:有機肥料,鶏糞,化学肥料,NPK,栄養,容器
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:小浦一,森田啓斗
2022年7月作成
果菜類の収穫方法を紹介します。
材料:はさみ
キーワード:剪定ばさみ,はさみ,成熟,夏野菜,収穫,摘み取り
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:小浦一,森田啓斗
2022年7月作成
土づくりの方法を紹介します。
材料:黒土,赤玉土(細粒),バーミキュライト,植物系堆肥(または腐葉土),厚手のビニール袋(大),計量カップ
キーワード:つちづくり,混合土,赤土,たい肥,肥料
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:木村僚,渡邉昌,霜田航貴,島﨑幹大
2022年2月作成
かん水(水やり)の方法を紹介します。
・かん水
・(補足)排水を促すウォータースペース
材料:じょうろ,プランター,土
キーワード:潅水,水遣り,ウォータースペース,散水,ジョーロ,ジョウロ
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:木村僚,渡邉昌,霜田航貴,島﨑幹大
2022年2月作成
種まきの方法を紹介します。
・すじまき
・ばらまき
・点まき
・(補足)封筒を使った種まきの工夫
材料:プランター,土,種子,割りばし,マジックペン,封筒,鉛筆
キーワード:たねまき,播種,ばら播き,散播,筋まき,条播,てんまき,点播
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:木村僚,渡邉昌,霜田航貴,島﨑幹大
2022年2月作成
覆土の方法を紹介します。
材料:バーミキュライト,ふるい,プランター,土,種子
キーワード:覆土,ふく土,篩
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:木村僚,渡邉昌,霜田航貴,島﨑幹大
2022年2月作成
発芽後の間引きの方法を紹介します。
材料:はさみ,ピンセット
キーワード:まびき,間びき,抜き取り,競合作用,助け合い効果
埼玉大学:荒木祐二(監修),大学院生:木村僚,渡邉昌,霜田航貴,島﨑幹大
2022年2月作成
キュウリの一本仕立ての栽培です。
親づるは25節で摘心,子づる,孫づるはそれぞれ2節で摘心します。
収穫終盤のキュウリの姿・形はどのようになっているでしょうか。
なかなかイメージできませんので,動画で紹介しています。
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キュウリの生育が進むと親づるに加え,子づるも伸びてきます。収穫も始まります。
子づるの管理や収穫,収穫時に気を付けることなどを解説しています。
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この動画では追肥の方法と中耕について紹介しています。
キュウリやピーマン,ナスでは初収穫時に追肥を行います。
ここでは一株当たり窒素成分で3g/m2を施肥しました(化成肥料8-8-8を15g)。
また露地栽培では、うねが雨に打たれて硬くしまって、雑草も生えてきます。
これらの土壌環境を改善するため中耕を行います。
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キュウリの”一本仕立て”について紹介しています。
仮支柱から本支柱への切り替え,誘引のコツ,子づるの整枝方法です。
今回は親づる25節で摘心,子づるは各2節で摘心の方法です。狭い範囲でも,支柱一本でキュウリが栽培できます。
ぜひチャレンジしてみてください。
(動画は長崎で2020年5月19日に撮影したものです)
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4月下旬から5月にかけて夏野菜の栽培が始まります。
野菜の栽培にあたり,うねを作る必要があります。今回はその ”うね” の作り方について紹介しています。
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容器栽培について,用土のブレンド,定植,かん水など一連の作業を紹介しています。
今回もゴーヤの栽培(グリーンカーテン)を例にしています。
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容器栽培について,用いる土や容器について解説しています。
今回はゴーヤの栽培(グリーンカーテン)についてです。
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豆腐作り
弘前大学教育学部 勝川健三
弘前大学教育学部の授業科目「栽培実習Ⅰ」「栽培実習Ⅱ」では,「農産物の利用」として,自ら育て収穫したダイズから豆腐を作り,栽培から利用までのカリキュラムを実践しています。
なお,豆腐の作り方は,実教出版「農業と環境」を参考にしています。
豆腐作り.pdf
学内に生育しているスギの間伐作業です。
福岡教育大学で開催されたセミナーにて行いました。(2015.11.7)
実演指導 大内毅教授(技術教育講座)
(スギの伐採は大学の許可を得て行っています。)
文科省「学校環境衛生基準」によると、「教室等の環境のうち温度は17°C以上28°C以下であることが望ましい」とあります。
これは、栽培に光要求度の少ない作物を選択すれば、この温度環境ならば十分に生育が可能であることを示唆しています。
このような環境で栽培が可能な作物にチューリップがあります。
チューリップは「学校環境衛生基準」に示される教室の光環境(下限値300ルクス)でも開花までの栽培が可能です。
充実したチューリップ球根を秋に入手、家庭用冷蔵庫に10〜12週間貯蔵後、水耕栽培を普通教室で行えば、品種にもよりますが30日から40日で開花させることが可能です。
技術分野の教科書2社にも「実践的・体験的な学習の具体例」として「低温処理によるチューリップとパンジーの寄せ植え」「チューリップの促成栽培」が挙げられています。
水耕栽培ならば、積雪のため屋外で学習ができない地域でも学習が可能となるほか、普通教室内の景観形成にも寄与します。
本画像は、普通教室の温度環境をシミュレートした空間でチューリップの水耕促成栽培を定点観察したものです。
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ダイコンとカブの種まきの方法について紹介しています。
種まきの方法はダイコンが点播き,カブがすじ播きです。
長崎での実践ですので,暖地の播種時期(9/25)となります。
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他のエントリでも紹介されているように、コキアは色々と魅力的な植物です。
札幌校の圃場で栽培し、その発芽から紅葉までを微速度撮影してみました。
夜間だったり、カメラに朝露が付着していたりで見づらい時間帯はカットしています。
撮影の力不足でコキアの可愛らしさが十分に表現できていないかもしれません。気になる人は実際に育ててみてください。
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北海道教育大学札幌校は、札幌市の「あいの里」にあります。
この地名は、徳島県から入植した移民たちが藍の栽培に成功し、盛んに藍を栽培していたことに由来します。
今回、札幌校でも藍の生葉染めに挑戦してみました。まだぎこちないですが、参考になれば幸いです。
以下、今回の手順を示します。
藍の茎葉を刈り取る
葉と茎を分ける
葉を100g量り取り、洗う
葉100gと水500mlをミキサーにかける(30秒)
ガーゼで濾し取る
予め水につけておいた絹を漬ける(5~10分)
絞り、広げて干して酸化させる(2~3分)
浸漬3分、酸化2~3分を2回繰り返す
最後に絹を水洗いして完成(濡れているので干すが、染色としてはここで終了)
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耕耘・畝たて・培土について、一般に農家圃場ではトラクターで、学校園ではスコップやクワを用いた手作業で行われています。
しかし、面積の大きい学校園の場合、人力での作業は負荷が大きいことが問題です。
1つ目の動画で小型のトラクターともいえる管理機について簡単に紹介し、耕耘を実演します。
2つ目の動画では、管理機にアタッチメントをつけ、畝たて・培土を実演します。
「管理機による耕耘」のQRコードです。
「管理機による畝たて・培土」のQRコードです。
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北海道教育大学札幌校では、化成肥料は単肥から測り取ることにしています。
今回はイネ1㎡の肥料を単肥で測り取るという設定で実演を行いました。
特段変わったテクニックはありませんが、少しでも参考になれば幸いです。
※動画の最後にボウル内で肥料を撹拌している様子がありますが、これは別日に撮影したものを参考程度に示したものになります。
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化成肥料(単肥)の量り取りに続き、複合肥料についての解説を行っています。
こちらは適量を量り取るというより、作物に合わせて購入し、1㎡につき100gを散布するような使い方が便利そうです。
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化学肥料の計量について、考え方と手順を説明する動画を作ってみました。
あまり動画向けの題材ではないと思いますが、一時停止などしつつ御覧ください。参考になれば幸いです。
基本的な流れは以下のとおりです。
webサイトや書籍で育てようとしている作物が必要とする肥料成分(g/㎡)について調べる
予定している栽培面積と積算する
化成肥料の成分比で割り算する
①では、農家向けの情報では【kg/10a】という単位で示されていることがあり、混乱する学生もいるようです。1a=100㎡ですので、kg/10a=g/㎡となります。記載されている値をそのまま利用することができます。
③の「成分比で割り算する」という手順を難しく感じる学生が特に多いです。以下、動画の例を補足してみます。
例えば窒素肥料である硫酸アンモニウムの成分比は21%です(製品による若干の差はあります)。つまり、硫酸アンモニウム100gには窒素成分が21g含まれているわけです。では、40gの窒素成分を供給するには硫酸アンモニウムは何グラム必要でしょうか?このときの硫酸アンモニウムの重量をAとすると、A × 0.21 = 40という式を解けばいいのだとわかります。この式を移行すれ...
ダイズ(枝豆)の播種の実演です。
初めてダイズを扱った年は発芽率がかなり悪かったのですが、知り合いの研究者に「ダイズは播種深度に敏感で3cmが適切」と聞きました。
そこで北海道教育大学札幌校では、ビニール手袋に目印の線を引いて押し込むように播種をするようにしたところ、発芽率が大きく改善しました。
深さ3cmにまくための方法をいろいろ考えてみると面白いかもしれません。
※トウモロコシの播種については検討したいことがあり、別途紹介予定です。
※ダイズ、トウモロコシの種子に青や赤の色がついていますが、これは種子消毒を行ったことの目印として、人為的に着色されているそうです。
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北海道教育大学札幌校では豚糞堆肥を畑の隅におろしてもらっています。
実習にて積み下ろした豚糞堆肥をまき、後日トラクターで混ぜ込みます。
いずれもカーナンバーや顔が映らないよう編集していますので見づらいですが、参考までに。
「豚糞堆肥の受け取り」のQRコードです。
「豚糞堆肥の散布」のQRコードです。
youtubeの閲覧ができない場合にご利用ください。
鹿児島大学の浅野先生が作成した以下の教材を実演し、動画化しました。
容器栽培の土づくり(保水性・排水性・通気性)
まずは試験に使う容器を作成します。
次に保水性と通気性の試験を行います。
最後に排水性の測定を行います。
排水性の低いものの例として黒土での測定を、
排水性の高いものの例として赤玉土での測定を動画化しました。
「測定容器の作成」のQRコードです。
「保水性と通気性の測定」のQRコードです。
「排水性の測定(黒土)」のQRコードです。
「排水性の測定(赤玉土)」のQRコードです。
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ダイズなどの無胚乳種子では、栄養たっぷりの子葉が地表に出てきます。
これは鳥類にとっては最高のエサになり、保護をしないと食べられてしまうリスクがあります。
そこで、何かしらの保護を行う必要があります。
北海道教育大学札幌校では不織布を上にかぶせる「べたがけ」によって保護しています。
ダイズの本葉が展開されているのを確認したら外してしまって大丈夫です。
※ごく小規模であれば、植穴一つ一つにペットボトルを被せたり、
大規模であれば農地を防鳥ネットで覆ったりということも可能です。
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2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。
その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。
苗の移植後は風よけの設置を推奨します。移植直後の苗に強い風が当たると、以下のリスクがあるためです。
新たな土地に張った若い根が千切れ、根付きが遅れる
茎が折れる恐れがある(特に接ぎ木苗の場合)
風よけは1週間から10日ほどで外せます。
動画では風よけ用のビニールを利用していますが、肥料袋、米袋、レジ袋などの底を切ったものでも大丈夫です。
20㎝強の正方形を作れる大きさが目安です。
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※学生からは、本サイトへの掲載許可を得ています。
2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。
その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。
※突発的な指導でしたので、苗の状態についてはご容赦ください。
北海道教育大学札幌校では以下の手順で移植を行っています。
前日、苗に水をたっぷりと与える
当日、苗よりも一回り大きい植穴をあける
穴に水をたっぷりと与える
水が引けて底が見えたら苗を置く
穴をあける際によけておいた土壌で、苗と穴の隙間を埋める
根張りを促すため、移植の直後は水やりは行わない。
翌日以降、土壌が乾燥したら水を与える
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※学生からは、本サイトへの掲載許可を得ています。
2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。
その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。
雑草の抑制と地温の確保のため、黒マルチを張りました。
始点と終点は土壌で抑え、側方はマルチ抑えで固定しています。
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※学生からは、本サイトへの掲載許可を得ています。
2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。
その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。
まずは栽培する区画に堆肥と化成肥料をまいていきます。
化成肥料の散布は全層施肥とし、区画内を往復しながら少しづつまくことで、肥料ムラを抑えました。
肥料をまいた後は、耕起によって土壌に混ぜ込みます。
鍬でも可能ですが、皆が作業に入れるようスコップで行いました。
耕起しながら後ろに進んでいくのがポイントで、これは耕起した土地を踏み固めないようにするためです。
その後、畝を立ててレーキで上部を平にしました。
「土作りの様子① 堆肥・化成肥料散布」のQRコードです。
「土作りの様子② 耕起・畝立て」のQRコードです。
youtubeの閲覧ができない場合にご利用ください。
※学生からは、本サイトへの掲載許可を得ています。
「容器栽培の達人」こと,静岡県浜松市の竹村久生先生をお招きして開催したセミナー動画を公開します。
現職の技術科教諭(当時)であり,学校における栽培方法をわかりやすく示した「図解 おもしろ子ども菜園(農文協刊)」の著者でもある竹村先生に,
学校の実態に即した容器栽培技術に関するお話と実演・実習を行っていただきました。
コストや時間をかけない,学校の状況に即した栽培学習の進め方について御覧ください。
当日は小・中・高(農業)の教育関係者等約30名の参加がありました。(2017.8.22)
その1 生物育成学習の実践例・栽培のコツ (約47分間)
▼ただいま、調整中です。
その2 中学校技術科での授業のあり方 (約12分間)
その3 栽培容器の作成法・教材づくり実演 (約24分間)
その4 生物育成学習を進めるためのヒント (約47分間)
「生物育成学習の実践例・栽培のコツ」のQRコードです。
▼ただいま、調整中です。
「中学校技術科での授業のあり方」のQRコードです。
「栽培容器の作成法・教材づくり実演」のQRコードです。
「生物育成学習を進めるためのヒント」のQ...
ゴマの栽培と搾油のマニュアルです。
【キーワード】ゴマ,栽培,搾油,油,バイオマスエネルギー
ゴマの栽培・搾油マニュアル(Web公開版)190320.pdf
緑のカーテン(グリーンカーテン)を育成し、葉温を放射温度計で測定するマニュアルです。
【キーワード】緑のカーテン,グリーンカーテン,葉温測定,放射温度計、サーモグラフィー
緑のカーテン温度測定マニュアル(Web公開版)190320.pdf
多面的・多角的な思考をねらった授業例です。
【キーワード】多面的・多角的視点 ロールプレイング 真正の学び
技術の評価活用の授業実践例.pdf
小学校生活科,総合学習,理科で扱える種の観察方法についての参考資料です。
H30鹿児島県生活科・総合学習研究会 夏期研修会フォーラムの資料を一部改変して掲載します。
【キーワード】種,アサガオ,生活科,総合的な学習の時間,発芽実験
生活科「種の観察」に専門知識を活かす 20190313.pdf
万力を用いたゴマからの搾油で紹介した手法で油を搾り、
その油からキャンドルを作る土曜講座を行いました。
(当日絞る油だけでは足りないので、授業者が事前に絞っておくか、市販の油を準備しておきます)。
キャンドルづくりの流れを紹介します。
油を浸したタコ糸を準備する
油を加熱しつつ、クレヨン・アロマオイル・凝固剤を溶かす
油を容器にそそぎ、タコ糸を中心に垂らす
容器を水に漬けて冷却し、固める
という手順になっています。
熱した油の扱いは大人が担当した方がよさそうです。
容器に絵を付けるなどのデコレーションも楽しめます。
youtubeの閲覧ができない場合はQRコードをご利用ください。
市販の皮むきゴマを使って搾油を行いました。
皮むきゴマ30gを2分ほどすり、7gの水を加えて加熱
加熱後は速やかに保存パック・万力にセットして搾油を行う※ゴマが冷めてしまうと搾油量も減ってしまうので、万力に混雑がおきないようにする
動画では油が出てくる瞬間はあえて省略していますが、慣れている大学生だと1度で4.5g程度を搾油できます。ゴマの含油率は50%程度であり、30gのゴマには15g程度の油が含まれていますので、30%程度の油を搾れている計算になります。
※油を回収するために、今回は保存パックを使いました。小さい方の保存パックは189mm×177mm、大きい方の保存パックは273mm×268mmでした。
※ゴマをする工程はミキサーでも代用可能です。また、皮むきヒマワリをミキサーで粉砕しての搾油も同様にできます。
youtubeが閲覧出来ない場合は、QRコードをご利用ください。
参考:THE MAKING (169)ごま油とラー油ができるまで
工業的な搾油の工程はこちらで見ることができます。
脇芽とり(摘芽)の実演です。
形成する花・実の数を減らし、少数の実に栄養を集中させることができます。
また、地上部の風通しが良くなり、病気の発生も抑制できます。
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ホームセンター等で売っているアースチェック液(住友化学園芸)を用いたpH測定の実演です。
混合液が濁っていると色が分かりづらくなるため、キッチンペーパーでの濾過を行っています。あるいは時間をおいて濁りのもとが沈殿するのを待ち、上澄みを利用しても大丈夫です。
一般に土壌pHは年々酸化していきます。しかし、作物の多くはpH6.0~6.5程度の弱酸性を好むことが知られており、調整することが望ましいです。そこで、まずはpHを測定するために畑の土を持ってくる必要があります。畑の中でも場所や深さにやってpHのムラがあるため、そのムラを避けるように土壌を採取しましょう。深さ20cmまでを対象に200ml程度の土壌を採取すれば十分だと思います。
↑アースチェック液の動画のQRコードです。
↑土壌採取方法の動画のQRコードです。
市販の皮むきゴマを使って搾油を行いました。
皮むきゴマ30gを2分ほどすり、7gの水を加えて加熱
加熱後は速やかに保存パック・万力にセットして搾油を行う※ゴマが冷めてしまうと搾油量も減ってしまうので、万力に混雑がおきないようにする
動画では油が出てくる瞬間はあえて省略していますが、慣れている大学生だと1度で4.5g程度を搾油できます。ゴマの含油率は50%程度であり、30gのゴマには15g程度の油が含まれていますので、30%程度の油を搾れている計算になります。
※油を回収するために、今回は保存パックを使いました。小さい方の保存パックは189mm×177mm、大きい方の保存パックは273mm×268mmでした。
※ゴマをする工程はミキサーでも代用可能です。また、皮むきヒマワリをミキサーで粉砕しての搾油も同様にできます。
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参考:THE MAKING (169)ごま油とラー油ができるまで
工業的な搾油の工程はこちらで見ることができます。
万力を用いたゴマからの搾油で紹介した手法で油を搾り、
その油からキャンドルを作る土曜講座を行いました。
キャンドルづくりの流れを紹介します。
(当日絞る油だけでは足りないので、授業者が事前に絞っておくか、市販の油を準備しておきます)。
油を浸したタコ糸を準備する
油を加熱しつつ、クレヨン・アロマオイル・凝固剤を溶かす
油を容器にそそぎ、タコ糸を中心に垂らす
容器を水に漬けて冷却し、固める
という手順になっています。熱した油の扱いは大人が担当した方がよさそうです。
容器に絵を付けるなどのデコレーションも楽しめます。
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脇芽とり(摘芽)の実演です。
形成する花・実の数を減らし、少数の実に栄養を集中させることができます。
また、地上部の風通しが良くなり、病気の発生も抑制できます。
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土の中でジャガイモはどのように成長しているのか?一面を透明なアクリル板とする根箱という容器でジャガイモを育て、微速度撮影を試みました。光が当たるとイモを作ってくれないという問題があり、わかった上で色々と工夫したのですが、今回の実験方法では突破できませんでした。根の成長のみの動画となりますが、ご笑覧ください。
予備実験時の写真です。上は根箱にジャガイモを植えている様子、下の画像は生育経過です。
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日本史の教科書にも登場する「とうみ」。どんな農具かイメージできますか?とうみは収穫したイネやダイズから、サヤなどの植物体残渣やホコリなどを取り除く「選別」に使います。残渣やホコリは種子と比較して軽く、風を受けやすい形状をしているので、風で選り分ける「風選」を行います。
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ジャガイモの種イモは、入手した段階では芽が出ていないことが多いです。成長に適した時期に芽を出せるよう、水・酸素・温度の基本条件がそろっても発芽しない状態(休眠状態)になっているのです。そこで、種イモを入手したら、植え付けの2~3週間前から気温の高い場所で待機をさせてあげます。すると、温度に反応して休眠が解除され、芽を成長させながら植えつけの日まで待機することができます。ジャガイモの初期生育を促進しつつ、個体差を小さくすることができます。なお、ここでジャガイモに光があたるようにする必要があります。真っ暗な中で加温すると、地中だと思いこんでその場で芽を伸ばしてしまうのです。
「ヒマワリの花は太陽を追いかけて回る」というイメージがあると思います。しかし実際に日周運動を行うのはヒマワリのつぼみであり、一度花をつけると東から南東を向いたままになります。右側が開花済み、左側が開花前のヒマワリです。確かめてみてください。
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植物が芽を出してからつぼみをつけるまで(花芽分化)までの成長を栄養成長といいます。根、葉、茎を増やしていく比較的シンプルな成長です。
また、ジャガイモの葉が閉じたり開いたりを繰り返していることにも気づくと思います。
これは就眠運動と呼ばれる運動です。細胞への水分の出入りなどに制御されているそうです。
このような運動を行う理由としては、草食動物から成長点を守っているという説がありますが、まだはっきりとしたことはわかっていないそうです。
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トウモロコシは雄花と雌花が別々に成長していく雌雄異花の植物です。まず雄花が上に力強く伸びていき、少し遅れて雌花から雌しべが伸びていきます。
この雌しべ一本一本がトウモロコシの実一粒一粒とつながっており、それぞれが受粉します。余談ですが、一斉に出てくる雌しべは絹のような美しさから絹糸と呼ばれており、織田信長も観賞用として親しんでいました。
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2016年はジャガイモ疫病の被害を受けてしまいました。この年はトウモロコシの成長を微速度撮影していたのですが、幸か不幸かカメラアングルがズレており、ジャガイモに起きた悲劇を撮影することができました。抜粋してお見せします。過去に編集した動画からの抜粋ですので余計な編集が入っていますがご容赦ください。
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頂芽を摘み取る摘心を行うと脇芽の成長を促すことができます。花を一つしかつけないヒマワリに摘心を行うと、成長にどのような変化があるでしょう?
実験を動画にしました。
※途中の摘心処理のパートが早すぎたため、再編集してアップしなおしました(2019/08/29)
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頂芽を摘み取る"摘心"を行うと、脇芽の成長を促すことができます。
花を一つしかつけないヒマワリに摘心を行うと、成長にどのような変化があるでしょう?
実験を動画にしました。
※途中の摘心処理のパートが早すぎたため、再編集してアップしなおしました(2019/08/29)
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2016年は、ジャガイモ疫病の被害を受けてしまいました。
この年はトウモロコシの成長を微速度撮影していたのですが、幸か不幸かカメラアングルがズレており、ジャガイモに起きた悲劇を撮影することができました。抜粋してお見せします。
過去に編集した動画からの抜粋ですので余計な編集が入っていますが、ご容赦ください。
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トウモロコシは、雄花と雌花が別々に成長していく雌雄異花の植物です。
まず雄花が上に力強く伸びていき、少し遅れて雌花から雌しべが伸びていきます。
この雌しべ一本一本がトウモロコシの実一粒一粒とつながっており、それぞれが受粉します。
余談ですが、一斉に出てくる雌しべは絹のような美しさから絹糸と呼ばれており、織田信長も観賞用として親しんでいました。
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植物が芽を出してからつぼみをつける(花芽分化)までの成長を栄養成長といいます。
根、葉、茎を増やしていく比較的シンプルな成長です。
また、ジャガイモの葉が閉じたり開いたりを繰り返していることにも気づくと思います。
これは就眠運動と呼ばれる運動です。細胞への水分の出入りなどに制御されているそうです。
このような運動を行う理由としては、草食動物から成長点を守っているという説がありますが、まだはっきりとしたことはわかっていないそうです。
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「ヒマワリの花は太陽を追いかけて回る」というイメージがあると思います。
しかし、実際に日周運動を行うのはヒマワリのつぼみであり、一度花をつけると東から南東を向いたままになります。
右側が開花済み、左側が開花前のヒマワリです。
確かめてみてください。
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「食育」や「木育」「火育」のように、自然と関わった教育概念があります。
太田は、新たに「土育」(つちいく)を提案したいと思います。
コンテンツの中で述べているように、その体系は、食育や木育・火育も含んだ幅広い内容を持ち、また、最もプリミティブなところからの自然観、
そして、農業観の形成の基礎となり、人間の生きる力の原点といっても差し支えないものと考えるところです。
マズローの発達段階説的な概念の体系のピラミッドとして提案しています。
土育の提案SUNSコンテンツ.pdf
多くの子どもたちにとって農業が身近に存在しなくなった生活環境の中で、作物の栽培に必要な基礎・基本を確認することが大切と思います。
日本・世界の農業の未来を支える農業観、生きる力につながる農業観、人格形成につながる農業觀・世界観を育てる大切な学習と思います。
以下に紹介する重視したい内容は、大学での授業、愛知県内での技術教員向けの研修や免許更新講習で紹介しているものですが、
太田の見解であり、他の意見もありうることも前提として、参考にしていただければありがたく思います。
いずれも理解のための重点内容の要点の提示です。内容を追加する予定あり。(2019.3.1現在)
生物育成重視内容SUNSコンテンツ20190301.pdf
残食をコンポスト化する方法を紹介します。
合わせて「コンポストを利用した冬野菜栽培」をご参照下さい。
【キーワード】コンポスト、残食、生ごみ、堆肥、栽培、微生物、物質循環、小学校、総合的な学習の時間
コンポスト化マニュアル 20190316.pdf
技術の見方・考え方に関する作物(キャベツの類縁関係,ピーマン(とうがらし)の品種分化,ウシの品種分化)についてワークシート的にまとめました。
授業等にお使いください。
(各画像には引用先があります。教育目的での利用に限定されます。)
技術の見方・考え方のヒント(品種改良の視点).docx
「菌ちゃん先生」こと,長崎県佐世保の有機農家吉田俊道さんをお招きして開催したセミナー動画を公開します。
福岡教育大学の実験農場で取り組んでいる雑草投入による土づくりを紹介し,その方法を実際に農場で実演しています。草だけで肥料を使わずに野菜が栽培できます。学校での除草作業で発生する草の活用と予算をかけずに土づくりを行う「一石二鳥」の方法です。当日は小・中・高(農業)の教育関係者等約30名の参加がありました。(2018.10.14)
その1 大学農場での実践(前編)約32分間
その2 大学農場での実践(後編)約34分間
その3 野菜づくりのヒント(お話)編 約37分間
「菌ちゃん先生」こと,長崎県佐世保の有機農家吉田俊道さんをお招きして開催したセミナー動画を公開します。
福岡教育大学の実験農場で取り組んでいる雑草投入による土づくりを紹介し,その方法を実際に農場で実演しています。
草だけで肥料を使わずに野菜が栽培できます。
学校での除草作業で発生する草の活用と予算をかけずに土づくりを行う「一石二鳥」の方法です。
当日は小・中・高(農業)の教育関係者等約30名の参加がありました。(2018.10.14)
その1 大学農場での実践(前編) 約32分間
その2 大学農場での実践(後編) 約34分間
その3 野菜づくりのヒント(お話)編 約37分間
「大学農場での実践(前編)」のQRコードです。
「大学農場での実践(後編)」のQRコードです。
「野菜づくりのヒント(お話)編」のQRコードです。
youtubeの閲覧ができない場合にご利用ください。
ラズベリーパイと身近な資材を用いて製作した,LEDをScratchによって制御しながら栽培を行う教材の紹介です。
【キーワード】プログラミング 無菌発芽 LED 水耕 複合教材
1_ラズパイ準備編.pdf
2_ボックス製作編.pdf
3_無菌発芽・移植編.pdf
4_条件制御編.pdf
教材を用いた授業実践例.pdf
容器栽培の土づくりに関する教材です。
保水性,排水性,通気性の改善技術の効果を実験によって確認し,改善した土で比較栽培することにより,その改善技術の効果を確かめます。
【キーワード】 容器栽培 土づくり 保水性 排水性 通気性
容器栽培の土づくり① はじめに・準備.pdf
容器栽培の土づくり② 保水・排水・通気性の簡易測定器の作り方.pdf
容器栽培の土づくり③ 保水・排水・通気性の簡易測定方法.pdf
容器栽培の土づくり④ 土づくり授業実践例.pdf
容器栽培の土づくり⑤ 別表1 市販培土の物理的性質.pdf
容器栽培の土づくり⑥ 別表2 市販培土の性質(詳細).pdf
容器栽培の土づくり⑦ 栽培実践例.pdf
容器栽培の土づくり⑧ ワークシート例.pdf
稲わらに住んでいる納豆菌をつかった納豆づくりを紹介します。
先人の知恵による「藁苞(わらつと)納豆」。古代のバイオテクノロジーです。
納豆づくり(わらつと納豆).pdf
植物からDNAを抽出し,DNA標本を作る実験のプロトコルを紹介します。
材料は「バナナ」です。従来行われてきた「ブロッコリー」より破砕が簡単です。
DNA抽出法(バナナ).pdf
鑑賞用植物としても,工芸作物としても活用できる「コキア」
その栽培,活用について,「そだててみよう」シリーズをモチーフに,えほんにまとめてみました。
コキアのえほん.pdf
2018年度に福岡市で行った技術科教員研修「新学習指導要領の実施に向けて」の資料です。
小学校の栽培との接続,生物育成学習における技術の見方・考え方について整理してみました。
SUNS:研修会資料(新学習指導要領に向けて).pdf
特に問題はありません。
種イモのサイズが大きいようであれば、半分に切って植えても1個体あたりの収穫にほとんど差がありませんので、種イモ代の節約になります。
種イモの重さが40g以上あれば生育に概ね問題ないとされていますので、余裕をみて100gを超えているような種イモがあれば切断をすることをお勧めします。
もちろん、種イモ切りもひと手間ですので、種イモの個数が十分でない場合の選択肢としてご利用ください。
また,切断面は腐敗を防ぐために,よく乾かして植えた方が良いです。その際には、切断面に草木灰をまぶすこともよく行われています。
栽培している畑一面に,ネットを張り巡らすのが最も有効です。
それが難しい場合は,畝の両サイドにトウモロコシの丈を上回る長さの支柱を対面するように立て(1m間隔くらい),それぞれにテグスを張ります。
テグスはできれば黒色が良いです。(透明なテグスはすでにカラスは学習されてしまっていることが多いです。)
カラスは,自分の羽が何かに触れることをとても嫌います。黒いテグスはカラスには見えにくいので見破られにくく,張られている場所を警戒して良いつかなくなります。この方法は,トマトにも効果大です。お試し下さい。
タマネギの苗は,定植時に,倒れたり,カラスに引き抜かれたりすることがあります。倒れていても自分で起き上がって成長できることが多いですが,カラスに抜かれたり,倒されると後々の成長に大きく影響してしまいます。
苗の定植の後は,畝の両サイドに支柱を立て(対面で3箇所くらい)それぞれにテグスを張っておきます。テグスはできれば黒色が良いです。(透明なテグスはすでにカラスは学習されてしまっていることが多いです。)
カラスは,自分の羽が何かに触れることをとても嫌います。黒いテグスはカラスには見えにくいので見破られにくく,張られている場所を警戒して良いつかなくなります。
この方法は,トウモロコシやトマトにも効果大です。お試し下さい。
また,タマネギの栽培では追肥のタイミングが重要です。遅れるとうまく肥大しません。地域(収穫時期)によってタイミングも変わりますので,よく調べて確実に行って下さい。
最近は,ゆっくり溶けて長く効き,元肥だけて良い肥料(一発型)がよく使われています。ホームセンターの園芸コーナーでも売っています。
プランター栽培の難しさは,水管理と肥料の施し方です。それは,水を蓄えられる量が容器の中の土の量に依存するからです。
まず,野菜の栽培にはできるだけ大きな容器を使います。花用の浅めのプランターは適しません。
また,キュウリは多めの水が必要になりますが,やり過ぎると土の中の肥料分が流れ出し,肥料不足になります。
市販のプランター用の土は,排水性が優れるように配合されていますので,こまめに水をあげる必要がありますが,一方で追肥も十分に行う必要があります。
一方,トマトはキュウリに比較して,水は少なくてもかまいませんが,日当たりが必要です。
酸っぱい原因は果実の成長の仕方にあると予想されますが,もし,果実が葉の陰になっていたら,しっかり日が当たるように葉を取り除くなどの作業も必要になります。
また,水が多いことで,水分で果実が太ってしまい,光合成産物(糖分)の濃度が少なく,それが酸っぱく感じる原因になっているかもしれません。水を少し控えめにすることが味の濃いトマトを作る秘訣です。
おそらく,トウ立ち(花芽形成)をしてしまったのだと思います。
レタスは典型的な長日作物なので,日が長くなる(正確には,暗期が短くなる)と花芽を分化し始めます。これをトウ立ちといいます。
トウ立ちをし始めると,結球(葉が巻き,丸くなる)は止まり,その後,新しい葉は小さくなり,節間が伸びて急激に縦に伸長し,最終的に花が咲きます。
冬至をすぎで日が長くなりだすと反応が起こりはじめますので,収穫は早めに行う必要があります。
ちなみに,レタスはキク科なので,最終的には地味ですが,薄黄色の小さい可憐な花が咲きます。実際に栽培をしていないと見られない貴重な花です。
有機物を積極的に入れて土の構造の団粒化を目指すことが重要です。植え付けを急ぐのであれば,もみ殻を相当量入れて混ぜ込んだり,高めの畝の上で育てたりすることが有効です。
また,雨の後に水がたまらないように,水の抜け道(水路)を掘って,畑の外に水を出す工夫が大切です。
もし,時間があり,オフシーズンに畑を休めることができるのであれば,雑草をつかった土づくりをおすすめします。
雑草を集めて枯れ草にしておき,畝を高めに盛った上に草を重ね(7kg/m2程度),その上に草が隠れる程度に軽く土を載せます。
その上から夏場は白色マルチ,それ以外は黒マルチで表面を覆って雨を防ぎます。
そのまま5ヶ月以上放置すると自然に糸状菌が中心となって草を分解し,団粒構造の土ができます。この方法は現在さらに研究をすすめているところですので,このシステムでもしっかり報告したいと考えています。
ジャガイモの疫病菌は土壌中に眠ることになりますので、しばらくジャガイモを植え付けないほうがよいです。また,この疫病菌はナス科作物にも影響を与える場合があるので,ナス科作物の後作には注意する必要があります。
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