トウモロコシが倒伏してしまった。

土寄せやトッピングを行うことで対策になります。

トッピングとは、花粉を出し終えた後の雄穂を切り取って、植物体の重心を下げ、また風を受けづらくすることです。

この処置は,アワノメイガというトウモロコシの大敵の害虫を駆除するためにも有効です。(アワノメイガの成虫はトウモロコシの雄花に卵を産み付け、雄花から下に食い進むことが多いためです。)

もちろん、風の強さ次第では完全に防ぐことは難しいかもしれません。

また,トウモロコシは成長すると「冠根」という茎を支え踏ん張るための太い根が生えてきます。冠根は植える密度が高いと発達しないことが多いので,適切な株間で栽培を行うことも倒伏させない上で重要です。