授業づくり動画(育成編)

チューリップの水耕促成栽培 定点観測

文科省「学校環境衛生基準」によると、「教室等の環境のうち温度は17°C以上28°C以下であることが望ましい」とあります。これは、栽培に光要求度の少ない作物を選択すれば、この温度環境ならば十分に生育が可能であることを示唆しています。

このような環境で栽培が可能な作物にチューリップがあります。チューリップは「学校環境衛生基準」に示される教室の光環境(下限値300ルクス)でも開花までの栽培が可能です。

充実したチューリップ球根を秋に入手、家庭用冷蔵庫に10〜12週間貯蔵後、水耕栽培を普通教室で行えば、品種にもよりますが30日から40日で開花させることが可能です。

技術分野の教科書2社にも「実践的・体験的な学習の具体例」として「低温処理によるチューリップとパンジーの寄せ植え」「チューリップの促成栽培」が挙げられています。

水耕栽培ならば、積雪のため屋外で学習ができない地域でも学習が可能となるほか、普通教室内の景観形成にも寄与します。

本画像は、普通教室の温度環境をシミュレートした空間でチューリップの水耕促成栽培を定点観察したものです。

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ダイズ播種の実演

ダイズ(枝豆)の播種の実演です。
初めてダイズを扱った年は発芽率がかなり悪かったのですが、知り合いの研究者に「ダイズは播種深度に敏感で3cmが適切」と聞きました。そこで北海道教育大学札幌校ではビニール手袋に目印の線を引いて押し込むように播種をするようにしたところ、発芽率が大きく改善しました。深さ3cmにまくための方法をいろいろ考えてみると面白いかもしれません。

※トウモロコシの播種については検討したいことがあり、別途紹介予定です。
※ダイズ、トウモロコシの種子に青や赤の色がついていますが、これは種子消毒を行ったことの目印として、人為的に着色されているそうです。

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べたがけによるダイズ芽生えの保護

ダイズなどの無胚乳種子では、栄養たっぷりの子葉が地表に出てきます。

これは鳥類にとっては最高のエサになり、保護をしないと食べられてしまうリスクがあります。

そこで、何かしらの保護を行う必要があります。

北海道教育大学札幌校では不織布を上にかぶせる「べたがけ」によって保護しています。

ダイズの本葉が展開されているのを確認したら外してしまって大丈夫です。

 

※ごく小規模であれば、植穴一つ一つにペットボトルを被せたり、

大規模であれば農地を防鳥ネットで覆ったりということも可能です。

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栽培指導の記録④ 風よけの設置

2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。

その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。

苗の移植後は風よけの設置を推奨します。移植直後の苗に強い風が当たると、以下のリスクがあるためです。

①新たな土地に張った若い根が千切れ、根付きが遅れる

②茎が折れる恐れがある(特に接ぎ木苗の場合)

風よけは1週間から10日ほどで外せます。

動画では風よけ用のビニールを利用していますが、肥料袋、米袋、レジ袋などの底を切ったものでも大丈夫です。

20㎝強の正方形を作れる大きさが目安です。

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※学生からは、本サイトへの掲載許可を得ています。

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栽培指導の記録③ 苗の移植

2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。

その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。※突発的な指導でしたので、苗の状態についてはご容赦ください。

北海道教育大学札幌校では以下の手順で移植を行っています。

①前日、苗に水をたっぷりと与える。

②当日、苗よりも一回り大きい植穴をあける。

③穴に水をたっぷりと与える。

④水が引けて底が見えたら苗を置く。

⑤穴をあける際によけておいた土壌で、苗と穴の隙間を埋める。

⑥根張りを促すため、移植の直後は水やりは行わない。翌日以降、土壌が乾燥したら与える。

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※学生からは、本サイトへの掲載許可を得ています。

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栽培指導の記録② マルチング

2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。

その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。

雑草の抑制と地温の確保のため、黒マルチを張りました。

始点と終点は土壌で抑え、側方はマルチ抑えで固定しています。

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栽培指導の記録① 土づくり

2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。

その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。

まずは栽培する区画に堆肥と化成肥料をまいていきます。

化成肥料の散布は全層施肥とし、区画内を往復しながら少しづつまくことで、肥料ムラを抑えました。

肥料をまいた後は、耕起によって土壌に混ぜ込みます。

鍬でも可能ですが、皆が作業に入れるようスコップで行いました。

耕起しながら後ろに進んでいくのがポイントで、これは耕起した土地を踏み固めないようにするためです。

その後、畝を立ててレーキで上部を平にしました。

 

「土作りの様子① 堆肥・化成肥料散布」のQRコードです。

「土作りの様子② 耕起・畝立て」のQRコードです。

※学生からは、本サイトへの掲載許可を得ています。

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