生物育成おもしろ情報

ミニトマト脇芽の発根

 

ミニトマトでは頻繁に脇芽を取ることになります。とった脇芽は容易に発根するため、挿し木で増やすこともできます。

すでにわき芽挿しの動画もあるのですが、こちらでは水挿しにして発根の様子を微速度撮影してみました。

 

 

 

 

さらにその後、培養土に挿してさらに育ててみました。

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続・ヒマワリの日周運動

 

※以前にも動画を投稿したのですが、あまり上手な撮影ではなかったので再チャレンジしました。

 

ヒマワリというと、太陽を追いかけるように葉やツボミが動く姿が印象的です。微速度撮影で、その様子を早回しで観てみましょう。

 

ちなみにこの現象は、一本の茎のなかで成長速度のズレが生じるためにおきるものです。オーキシンというホルモンが太陽が当たっていない側に移動し、そちらが相対的に長くのびるためです。

太陽が西から当たる
→オーキシンが東側に移動する
→東側の茎が相対的に大きく伸びる
→葉やツボミが西側を向く

というような形で説明できます。
なお、開花すると茎の成長が止まるため、日周運動も止まります。

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油からのキャンドルづくり

万力を用いたゴマからの搾油で紹介した手法で油を搾り、

その油からキャンドルを作る土曜講座を行いました。

キャンドルづくりの流れを紹介します。

(当日絞る油だけでは足りないので、授業者が事前に絞っておくか、市販の油を準備しておきます)。

  1. 油を浸したタコ糸を準備する
  2. 油を加熱しつつ、クレヨン・アロマオイル・凝固剤を溶かす
  3. 油を容器にそそぎ、タコ糸を中心に垂らす
  4. 容器を水に漬けて冷却し、固める

という手順になっています。
熱した油の扱いは大人が担当した方がよさそうです。

 

容器に絵を付けるなどのデコレーションも楽しめます。

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万力を用いたゴマからの搾油

市販の皮むきゴマを使って搾油を行いました。

  1. 皮むきゴマ30gを2分ほどすり、7gの水を加えて加熱
  2. 加熱後は速やかに保存パック・万力にセットして搾油を行う
    ※ゴマが冷めてしまうと搾油量も減ってしまうので、万力に混雑がおきないようにする

動画では油が出てくる瞬間はあえて省略していますが、
慣れている大学生だと1度で4.5g程度を搾油できます。
ゴマの含油率は50%程度であり、30gのゴマには15g程度の油が含まれていますので、30%程度の油を搾れている計算になります。

※油を回収するために、今回は保存パックを使いました。
小さい方の保存パックは189mm×177mm、
大きい方の保存パックは273mm×268mmでした。

※ゴマをする工程はミキサーでも代用可能です。
また、皮むきヒマワリをミキサーで粉砕しての搾油も同様にできます。

 

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参考:THE MAKING (169)ごま油とラー油ができるまで

工業的な搾油の工程はこちらで見ることができます。

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ジャガイモの栄養成長と就眠運動

植物が芽を出してからつぼみをつける(花芽分化)までの成長を栄養成長といいます。

根、葉、茎を増やしていく比較的シンプルな成長です。

また、ジャガイモの葉が閉じたり開いたりを繰り返していることにも気づくと思います。

これは就眠運動と呼ばれる運動です。細胞への水分の出入りなどに制御されているそうです。

このような運動を行う理由としては、草食動物から成長点を守っているという説がありますが、まだはっきりとしたことはわかっていないそうです。

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ヒマワリの摘心

頂芽を摘み取る"摘心"を行うと、脇芽の成長を促すことができます。

花を一つしかつけないヒマワリに摘心を行うと、成長にどのような変化があるでしょう?

実験を動画にしました。

※途中の摘心処理のパートが早すぎたため、再編集してアップしなおしました(2019/08/29)

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ジャガイモ疫病の悲劇

2016年は、ジャガイモ疫病の被害を受けてしまいました。

この年はトウモロコシの成長を微速度撮影していたのですが、幸か不幸かカメラアングルがズレており、ジャガイモに起きた悲劇を撮影することができました。抜粋してお見せします。

過去に編集した動画からの抜粋ですので余計な編集が入っていますが、ご容赦ください。

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トウモロコシの雄花と雌花の成長

トウモロコシは、雄花と雌花が別々に成長していく雌雄異花の植物です。

まず雄花が上に力強く伸びていき、少し遅れて雌花から雌しべが伸びていきます。

この雌しべ一本一本がトウモロコシの実一粒一粒とつながっており、それぞれが受粉します。

余談ですが、一斉に出てくる雌しべは絹のような美しさから絹糸と呼ばれており、織田信長も観賞用として親しんでいました。

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ヒマワリの日周運動

「ヒマワリの花は太陽を追いかけて回る」というイメージがあると思います。

しかし、実際に日周運動を行うのはヒマワリのつぼみであり、一度花をつけると東から南東を向いたままになります。

右側が開花済み、左側が開花前のヒマワリです。

確かめてみてください。

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