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ジャガイモの浴光催芽に光が必要な理由

 

ジャガイモを育てる際、気温が高く、光の当たる場所で種イモを成熟させる「浴光催芽(よっこうさいが)」を行います。

ここで、気温の高い場所に置く理由は休眠を覚まし、成熟を早めるためということで理解しやすいのですが、光をあてるのはなぜでしょう?その理由を、微速度撮影動画もまじえて解説します。

これを理解しておけば「階段下に種イモを保管していたら芽が伸びてしまった」というようなトラブルも回避できるでしょう。

微速度撮影の結果のみを示す動画(2秒)はこちら

 

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ジャガイモの浴光催芽

ジャガイモの種イモは、入手した段階では芽が出ていないことが多いです。成長に適した時期に芽を出せるよう、水・酸素・温度の基本条件がそろっても発芽しない状態(休眠状態)になっているのです。
そこで、種イモを入手したら、植え付けの2~3週間前から気温の高い場所で待機をさせてあげます。すると、温度に反応して休眠が解除され、芽を成長させながら植えつけの日まで待機することができます。
ジャガイモの初期生育を促進しつつ、個体差を小さくすることができます。
なお、ここでジャガイモに光があたるようにする必要があります。真っ暗な中で加温すると、地中だと思いこんでその場で芽を伸ばしてしまうのです。

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