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*作物名はカタカナで
2019年3月の記事一覧
油からのキャンドルづくり
万力を用いたゴマからの搾油で紹介した手法で油を搾り、
その油からキャンドルを作る土曜講座を行いました。
(当日絞る油だけでは足りないので、授業者が事前に絞っておくか、市販の油を準備しておきます)。
キャンドルづくりの流れを紹介します。
- 油を浸したタコ糸を準備する
- 油を加熱しつつ、クレヨン・アロマオイル・凝固剤を溶かす
- 油を容器にそそぎ、タコ糸を中心に垂らす
- 容器を水に漬けて冷却し、固める
という手順になっています。
熱した油の扱いは大人が担当した方がよさそうです。
容器に絵を付けるなどのデコレーションも楽しめます。
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万力を用いたゴマからの搾油
市販の皮むきゴマを使って搾油を行いました。
- 皮むきゴマ30gを2分ほどすり、7gの水を加えて加熱
- 加熱後は速やかに保存パック・万力にセットして搾油を行う
※ゴマが冷めてしまうと搾油量も減ってしまうので、万力に混雑がおきないようにする
動画では油が出てくる瞬間はあえて省略していますが、
慣れている大学生だと1度で4.5g程度を搾油できます。
ゴマの含油率は50%程度であり、30gのゴマには15g程度の油が含まれていますので、30%程度の油を搾れている計算になります。
※油を回収するために、今回は保存パックを使いました。
小さい方の保存パックは189mm×177mm、
大きい方の保存パックは273mm×268mmでした。
※ゴマをする工程はミキサーでも代用可能です。
また、皮むきヒマワリをミキサーで粉砕しての搾油も同様にできます。
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参考:THE MAKING (169)ごま油とラー油ができるまで
工業的な搾油の工程はこちらで見ることができます。
トマトのわき芽とり
脇芽とり(摘芽)の実演です。
形成する花・実の数を減らし、少数の実に栄養を集中させることができます。
また、地上部の風通しが良くなり、病気の発生も抑制できます。
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アースチェック液を用いた土壌pHの測定(高画質版)と土壌の採取方法
ホームセンター等で売っているアースチェック液(住友化学園芸)を用いたpH測定の実演です。
混合液が濁っていると色が分かりづらくなるため、キッチンペーパーでの濾過を行っています。
あるいは時間をおいて濁りのもとが沈殿するのを待ち、上澄みを利用しても大丈夫です。
一般に土壌pHは年々酸化していきます。
しかし、作物の多くはpH6.0~6.5程度の弱酸性を好むことが知られており、調整することが望ましいです。
そこで、まずはpHを測定するために畑の土を持ってくる必要があります。畑の中でも場所や深さにやってpHのムラがあるため、そのムラを避けるように土壌を採取しましょう。
深さ20cmまでを対象に200ml程度の土壌を採取すれば十分だと思います。
↑アースチェック液の動画のQRコードです。
↑土壌採取方法の動画のQRコードです。
ジャガイモの根成長
土の中でジャガイモはどのように成長しているのか?
一面を透明なアクリル板とする根箱という容器でジャガイモを育て、微速度撮影を試みました。
光が当たるとイモを作ってくれないという問題があり、わかった上で色々と工夫したのですが、今回の実験方法では突破できませんでした。根の成長のみの動画となりますが、ご笑覧ください。
予備実験時の写真です。上は根箱にジャガイモを植えている様子、下の画像は生育経過です。
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とうみを用いたダイズの風選
日本史の教科書にも登場する「とうみ」。どんな農具かイメージできますか?
とうみは収穫したイネやダイズから、サヤなどの植物体残渣やホコリなどを取り除く「選別」に使います。
残渣やホコリは種子と比較して軽く、風を受けやすい形状をしているので、風で選り分ける「風選」を行います。
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ジャガイモの浴光催芽
ジャガイモの種イモは、入手した段階では芽が出ていないことが多いです。成長に適した時期に芽を出せるよう、水・酸素・温度の基本条件がそろっても発芽しない状態(休眠状態)になっているのです。
そこで、種イモを入手したら、植え付けの2~3週間前から気温の高い場所で待機をさせてあげます。すると、温度に反応して休眠が解除され、芽を成長させながら植えつけの日まで待機することができます。
ジャガイモの初期生育を促進しつつ、個体差を小さくすることができます。
なお、ここでジャガイモに光があたるようにする必要があります。真っ暗な中で加温すると、地中だと思いこんでその場で芽を伸ばしてしまうのです。
ヒマワリの日周運動
「ヒマワリの花は太陽を追いかけて回る」というイメージがあると思います。
しかし実際に日周運動を行うのはヒマワリのつぼみであり、一度花をつけると東から南東を向いたままになります。
右側が開花済み、左側が開花前のヒマワリです。確かめてみてください。
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ジャガイモの栄養成長と就眠運動
植物が芽を出してからつぼみをつけるまで(花芽分化)までの成長を栄養成長といいます。根、葉、茎を増やしていく比較的シンプルな成長です。
また、ジャガイモの葉が閉じたり開いたりを繰り返していることにも気づくと思います。
これは就眠運動と呼ばれる運動です。細胞への水分の出入りなどに制御されているそうです。
このような運動を行う理由としては、草食動物から成長点を守っているという説がありますが、まだはっきりとしたことはわかっていないそうです。
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トウモロコシの雄花と雌花の成長
トウモロコシは雄花と雌花が別々に成長していく雌雄異花の植物です。
まず雄花が上に力強く伸びていき、少し遅れて雌花から雌しべが伸びていきます。
この雌しべ一本一本がトウモロコシの実一粒一粒とつながっており、それぞれが受粉します。
余談ですが、一斉に出てくる雌しべは絹のような美しさから絹糸と呼ばれており、織田信長も観賞用として親しんでいました。
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ジャガイモ疫病の悲劇
2016年はジャガイモ疫病の被害を受けてしまいました。
この年はトウモロコシの成長を微速度撮影していたのですが、幸か不幸かカメラアングルがズレており、ジャガイモに起きた悲劇を撮影することができました。抜粋してお見せします。
過去に編集した動画からの抜粋ですので余計な編集が入っていますがご容赦ください。
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ヒマワリの摘心
頂芽を摘み取る摘心を行うと脇芽の成長を促すことができます。
花を一つしかつけないヒマワリに摘心を行うと、成長にどのような変化があるでしょう?
実験を動画にしました。
※途中の摘心処理のパートが早すぎたため、再編集してアップしなおしました(2019/08/29)
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