2019年5月の記事一覧

ダイズ播種の実演

ダイズ(枝豆)の播種の実演です。

初めてダイズを扱った年は発芽率がかなり悪かったのですが、知り合いの研究者に「ダイズは播種深度に敏感で3cmが適切」と聞きました。

そこで北海道教育大学札幌校では、ビニール手袋に目印の線を引いて押し込むように播種をするようにしたところ、発芽率が大きく改善しました。

深さ3cmにまくための方法をいろいろ考えてみると面白いかもしれません。

※トウモロコシの播種については検討したいことがあり、別途紹介予定です。

※ダイズ、トウモロコシの種子に青や赤の色がついていますが、これは種子消毒を行ったことの目印として、人為的に着色されているそうです。

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べたがけによるダイズ芽生えの保護

ダイズなどの無胚乳種子では、栄養たっぷりの子葉が地表に出てきます。

これは鳥類にとっては最高のエサになり、保護をしないと食べられてしまうリスクがあります。

そこで、何かしらの保護を行う必要があります。

北海道教育大学札幌校では不織布を上にかぶせる「べたがけ」によって保護しています。

ダイズの本葉が展開されているのを確認したら外してしまって大丈夫です。

 

※ごく小規模であれば、植穴一つ一つにペットボトルを被せたり、

大規模であれば農地を防鳥ネットで覆ったりということも可能です。

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栽培指導の記録④ 風よけの設置

2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。

その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。

苗の移植後は風よけの設置を推奨します。移植直後の苗に強い風が当たると、以下のリスクがあるためです。

  1. 新たな土地に張った若い根が千切れ、根付きが遅れる
  2. 茎が折れる恐れがある(特に接ぎ木苗の場合)

風よけは1週間から10日ほどで外せます。

動画では風よけ用のビニールを利用していますが、肥料袋、米袋、レジ袋などの底を切ったものでも大丈夫です。

20㎝強の正方形を作れる大きさが目安です。

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栽培指導の記録③ 苗の移植

2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。

その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。

※突発的な指導でしたので、苗の状態についてはご容赦ください。

北海道教育大学札幌校では以下の手順で移植を行っています。

  1. 前日、苗に水をたっぷりと与える
  2. 当日、苗よりも一回り大きい植穴をあける
  3. 穴に水をたっぷりと与える
  4. 水が引けて底が見えたら苗を置く
  5. 穴をあける際によけておいた土壌で、苗と穴の隙間を埋める
  6. 根張りを促すため、移植の直後は水やりは行わない。
  7. 翌日以降、土壌が乾燥したら水を与える

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栽培指導の記録② マルチング

2018年、学生からの依頼を受けてトマトなど夏野菜の栽培を指導しました。

その時の動画を題材に基本的な作業について紹介します。

雑草の抑制と地温の確保のため、黒マルチを張りました。

始点と終点は土壌で抑え、側方はマルチ抑えで固定しています。

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